JBLの「G200」というブックシェルフ型スピーカーです。
シリアル連番ペア。
以下の整備を施しています:
・ コンデンサの交換
・ 配線の一部引換え
・ ツイーターの分解整備
・ コネクターユニットの交換
ディバイディングネットワークの電解コンデンサを交換しています。(写真7枚目右下)
LF側はニチコン製。8uFから8.2uFに変更。
HF側はエルナー製。静電容量の変更なし。
LF側のケーブルのみ引き換えています。
SONYブランドのOFCケーブルを採用。
ツイーターについて、次の調整をしています:
- 磁気回路内の磁性流体の引き直し
- ドーム内にニードルフェルトの吸音材の追加
- ネジの交換(ZからPへ変更。黒塗装)
- 樹脂プレートのネジ孔部にナイロンワッシャーの付加
背面のコネクターユニットをバナナプラグ対応品に換装しています。(写真7枚目左下)
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外観:
底面に擦り傷(写真6枚目)があります。また、天面にも目立たない傷(7枚目右上)、角部に打痕(4、5枚目)があります。
前面ネットは、若干の擦れ(7枚目左上)がありますが、穴や破れはありません。
ツイーターの樹脂プレートにクラックがあります。(写真9枚目)
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JBLのホームユース向け「Gシリーズ」のうち、2ウェイシステムで最大サイズの製品となります。Made in USA。
「Pシリーズ」「Jシリーズ」などと並ぶ、90年代JBLの廉価なパッシブスピーカーです。日本での製品展開は想定していなかったようで、国内での流通が少ないという意味でレア。
ツイーター主導のメリハリのある音。壁面に近づけて設置すると低音も不足なく伸びます。
整備は、ツイーターの延命措置が主です。
どうしても割れてしまう樹脂プレートの保護、片方は磁性流体が乾いていたので総入れ替えなど実施。
HPFにはあえてケミコン主軸とし、オリジナルの質感に寄せています。
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主な定格
・ 2ウェイ2スピーカー/バスレフ式
・ 寸法:235W x 381H x 224D mm
・ 重量:5.5kg
・ インピーダンス:6Ω
・ 再生周波数帯域:55Hz–20kHz
・ C/O周波数:3kHz
・ 出力音圧Lv:88dB(W/m)
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